ザスパと時々栃木シティな日々

明治安田生命J2リーグ所属『ザスパクサツ群馬』と関東1部リーグ所属『栃木シティFC』をまったり応援するブログです!Twitterは@jacklope_13です。よろしくお願いします。

J3第8節vsギラヴァンツ北九州戦プレビュー

平成が終わるまでにこの記事は書き終わるのか⁈

第7節終了時点で、2勝2分3敗の勝点8で13位につけるザスパ

第7節試合終了後にはサポーターから愛を込めた叱咤(失笑)が飛び、名将布監督が激怒するという事態が起きましたが、それでも第8節はやってくる。

と、いう訳で第8節の相手である、ギラヴァンツ北九州を第7節vs秋田戦をサンプルに解析してみたいと思います。

 

  1. ライジングサン!再生した北九州☀️

昨シーズンはまさかの最下位でシーズンを終えた北九州。

今シーズンは昇格請負人、小林伸二監督を招聘し、本気力(マジカラ)を発揮。

※本気力については栃木シティをご参照ください。

第8節終了時点で3に付けており、昇格候補に名乗りを上げています。

ザスパとしては、自信を取り戻す為に是が非でも勝ちたい相手です。

 

  2.  第7節vs秋田戦👹⚡️

北九州の布陣は4-4-2

f:id:jackalope_13:20190430230740j:image

前節からは5人入れ替え。大卒ルーキーが4人先発。沼津戦で初黒星。

2トップの一角、ディサロは開幕戦以来のスタメン。今シーズン2ゴール。昨年のインカレMVPにして、吉田の同級生。

小林伸二監督は試合前でのインタビューで、クロス対応が課題と答えていました。

対する秋田は4-1-4-1。元ザスパの夛田が右SBでスタメン出場してます。

お互いにフォーメーション上はサイドの人数が噛み合っています。センターの選手の配置にズレがあるのでその辺がどう影響するか?が焦点になりそうな試合でした。

 

  3. Kick Off!

(自分の試合を観ながらの書き殴りメモです。4でまとめます)

北九州は開始からディサロを狙ってロングボール。

北九州はセットプレーからの失点が多い模様。

開始6分、北九州は繋ぐ気が無いのかってくらいロングボール。

秋田がやはり攻撃的にくるため、守勢に回る時間が多い。北九州は守備時は4-4-2でブロックを形成。

9分、ベンチから繋げの声でようやくショートパスを使用。それくらい前に蹴ってた。

11分、新井のクロスに池元がスルスルっと抜け出すが合わず。

14分國分のスルーパスに新井が抜け出し、ペナルティエリアでディサロにプレゼントパスもディサロがつっかけてしまい決まらず。

左サイドからチャンスが生まれる北九州。攻撃時には、左SHの國分が中に入り、左SBの新井がWBのような位置取りで3-5-2みたいな形。右SBの野口が上がって来る時は、DHの川上が最終ラインに落ちている。カウンター時は國分がそのままサイドを抉ってくる。

バイタルエリア付近のチェックがやや甘い北九州。

新井がめちゃくちゃ裏狙ってる。ショートパスでビルドアップする際もディサロは欠かせない存在。

30分川上のゴロロングシュート。川上は昨シーズンCBだったような。

37分國分のスルーパスから池元のシュート。

前半終了。開始直後はロングボール多用でボールロストを繰り返した北九州だったが、次第に國分、新井、ディサロを中心にボールを繋ぎながら次第に五分の展開に。

ザスパの右サイドに配されるであろう選手達には守備的な役割が求められる。右WBをジャスティンにして蓋をするか、飯野を配して攻撃で制圧するか。右CBであろう久木田にはだいぶ頑張ってもらおう。サイドのケアを考えたら、3-5-2より3-4-2-1の方がやりやすいかも。

守備面ではバイタルエリアでのチェックの甘さが見受けられたので、ザスパは前節のようにミドルを狙っていった方がいい。

後半開始前に、7度の寒空の下、半裸で応援する北九州サポに会場内から拍手。細マッチョ。根性入ってる。

後半開始。やっぱりロングボール多用気味な北九州。

48分右サイドをぶち抜かれる北九州。藤沼のクロスは誰にも合わず。

49分、ディサロがボールを収めて、ディサロがドリブル。何でもできるな。

50分やはり右サイドを崩され、ミドルを許す。

53分、グラウンダーのCKから池元のシュート。ゴール前では池元の怖さが際立つ。

59分川上から弘堅。そのままDHの位置。

65分センターサークル付近から弘堅の鋭い縦パスに池元が抜け出すもオフサイド

弘堅が入ってから良い縦パスが入る北九州。

68分新垣に変わって井上。國分とポゼッション入れ替え。

國分が右に行ったら、右サイド偏重で攻撃を仕掛ける北九州。

77分池元に変わって町野。2トップ。

町野はポストプレーヤーっぽい。ボールキープが上手い。

試合終了。0-0。後半はほぼ北九州の能動的な時間。サイドからのクロス、CKなどチャンスはあったがゴールは奪えず。秋田の攻撃に冴えが無かったせいか、守備面でも致命的なほつれは見えず。ただ、バイタルエリア付近まではよく押し込まれていたので、ザスパ的にはガンバU23程守備的で無くても戦えそうな印象。割と北九州は前線に人数をかけてくるので、そこを逆手にとってカウンターを狙うのもありかもしれない。

 

 4.ザスパはいかに戦うか?

試合を見ていて脅威となりそうだった選手は5人。

1人目は法政大卒のルーキー、ディサロ燦シルヴァーノ選手。

身長を活かしたポストプレー、ドリブル突破、裏への抜け出し等万能型のFW。

守備やビルドアップでも、前線から落ちて中盤でプレーすることもあり、献身的なプレーヤーでもあります。

中盤まで落ちて来てもあっという間に前線まで戻り、全くバテている様子も見せない姿は驚異的。

インカレMVPは伊達ではありません。

 

2人目は國分伸太郎選手。

キックオフ時は左SHでしたが、途中で右SHへポジションチェンジ。

北九州の攻撃の起点は國分選手でした。

ザスパにおける加藤潤也のような役割を担う選手。

サイドでも中央でも的確なパスを味方に供給していました。

北九州攻略の上で、彼への対策は必要不可欠でしょう。

 

3人目は左SBの新井博人選手。

前半は、ディサロ選手、國分選手との連携からチャンスを演出。

攻撃時には積極的に絡んでくる選手です。

 

4人目は池元友樹選手。

常に裏を狙い続けるストライカー。

セットプレー時には惜しいシュートもあり、ゴール前では脅威足り得る選手です。

 

5人目は加藤弘堅選手。

パスの精度は相変わらず高く、センターサークル付近からでも、ラストパスを供給。

ザスパに戻って来ないか?

 

と、気になった選手を挙げてみました。

課題はディサロ、國分、新井を如何に抑えるかでしょう。

特に國分、新井のいる左サイドの対策は必須。

メモでも書きましたが、ザスパの右サイドに配置する選手で戦局は変わってくると予想します。

 

北九州は基本的には攻守にバランスが取れたチームでしたが、攻撃が上手くいっている時には徐々に前掛かりとなる傾向も見られたので、そこを逆手にとってカウンターで刺すのも有効かと。

また、バイタルエリア付近で守備の緩さも見受けられたため、積極的にミドルを狙えると思います。

 

ザスパにとって、第7節のガンバU23は守備構築の再確認の意味を帯びていたと考えます。

北九州はガンバU23程テクニカルではないため、極端な守備戦術を取らずとも渡り合えるでしょう。

 

そろそろ勝利の草津節が歌いたい…!

自分も北九州は現地に行きます。

北九州で反撃の狼煙をあげましょう!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました😊

 

Forza Gunma!!